ゲーム実況全般

1: ゲーム実況者速報 20/12/04(金)19:31:58 ID:???
ご存じですか?「ゲーム実況」。
ゲームをしながらその様子を撮影し、YouTubeなどに配信する行為のことです。対戦型の格闘ゲームやスポーツゲームでは、投稿する人が
テクニックを披露し、見る人はその技を楽しむ。こうした楽しみ方は世界に広がり、愛好者は8億人を超えるとまで言われています。
メジャーなユーチューバーから一般の人まで、競うように投稿し、ゲーム実況は新たなエンターテインメントとして認知度を高めていますが、
実はいま、著作権をめぐるトラブルが問題になっています。あなたのその投稿が、もしかしたら刑事告訴されるかもしれません。(社会部記者 田畑佑典)

「刑事告訴を検討」突然の警告

ことし9月、神奈川県に住む20代の男性のもとに1通のメールが届きました。

「貴殿が警告を殊更に無視してライブ配信を続行したことなどから、悪質性が高いとして著作権侵害を受けたことに対し刑事告訴を検討しております。
反省等がある場合、直ちに当職まで連絡ください」

ゲーム会社の代理人という弁護士からのメールにはこう書かれていました。

男性は「まさに寝耳に水だった」と言います。ただ、心当たりはありました。
2か月半ほど前に行った、あの「ゲーム実況」です。
「やっていきますか、デスカムトゥルー。やばい、配信自粛だって。困った、配信やめる?」
「困りましたね、自粛してくれと言われたらできない…。でも、まあやるか」
(違法配信した動画に入っている男性の声)
男性が投稿したゲーム実況はゲーム制作会社「イザナギゲームズ」が発売した「デスカムトゥルー」というソフトです。
冒頭、プレイ動画の配信は控えるよう警告があり、男性は一瞬迷いましたが、結局そのまま2時間ほど配信しました。

このゲームはことし6月に発売。有名な俳優などが出演する実写形式のゲームで、プレーヤーは物語中の選択肢を選びながらストーリーを進め、エンディングを目指します。

ゲーム会社側はゲーム実況によってストーリーが明かされれば「ネタバレ」となり、ユーザーの購入意欲をそぐと危機感をもったのです。

弁護士と違法配信の男性の面談を独自取材

会社側は「著作権侵害」としてアメリカの裁判所への申し立てを行い、YouTube側から情報開示を受けて男性を特定。
刑事告訴を検討するというメールを送りました。

このメールから1か月後の10月下旬、男性は東京・新宿にある法律事務所を訪れ、会議室で弁護士と向き合いました。

違法配信をした男性、男性はスーツ姿。少し気弱で真面目な青年という印象で、緊張していました。そこで行われたやりとりです。

※双方に許可をとって取材しています

(弁護士)私からの連絡を受けてから本日までどういう気持ちでしたか。
(男性)申し訳ない気持ちでいっぱいです。
(弁護士)なぜ違法アップロードをしてしまったのですか。
(男性)犯罪にはならないだろうと思ってしまったことと、閲覧する方の数がそんなに多くなく、多くても10人いかないだろうという気持ちと、
あとはすぐに削除すれば問題ないだろうと思ってしまってそのまま続行してしまいました。
(弁護士)はじめに配信禁止のアナウンスが出たあとに「配信やめる?」などと迷っていたのは、違法性や悪いことだと認識があったということですか。
(男性)はい、そうです。
(弁護士)犯罪につながるということも考えましたか。
(男性)犯罪まで、著作権侵害までなるとは思っていなかったです。

男性は会社側に対して丁寧に謝罪しました。

会社側は男性による今回の違法配信による被害額は数百万円と推定しています。
ただ、男性の謝罪が真摯なものだったとして、検討していた刑事告訴は行わないことにしました。

(以下略)

NHKニュース 2020年12月4日 16時02分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201204/k10012744221000.html


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Source: ゲーム実況者速報